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「謎深き庭─龍安寺石庭」を巡る「五十五の推理」を紹介していきます。
謎解き庭 龍安寺石庭
「七五三」の暗号を解く

09「達磨大師に始まる法系図」説

……「禅が龍安寺に伝わる歴史」を暗示
09「達磨大師に始まる法系図」説

五組の石組を、〔七石〕〔五石〕〔三石〕ではなく、そのまま〔五石〕〔二石〕〔三石〕〔二石〕〔三石〕と受け止めると、最終的には「地の虎・天の龍」に匹敵する壮大な説が姿を現す。「達磨大師に始まる法系図」説である。

 

禅宗の基本は以心伝心と師資相承、すなわち師の心から弟子の心に直接、教えを伝えることをいう。そのため各宗派ごとに、歴代の禅師の名前を書き連ねた法系図が保存されている。

 

一。この石組は「禅が龍安寺に伝わるまでの歴史」を暗示しているのではないか?

 

石庭にある十五の石のうち、一番石から十四番石までは外国の僧に割り当てられ、最後の十五番石だけが日本僧に割り当てられる。

 

二。石庭の「陰の主役」というべき、十五番石に割り当てられた日本僧とは誰か?