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「謎深き庭─龍安寺石庭」を巡る「五十五の推理」を紹介していきます。
謎解き庭 龍安寺石庭
「七五三」の暗号を解く

08 「五大・二大・三眼・二眼・三宝」説

……偽装された目標地点
08 「五大・二大・三眼・二眼・三宝」説

石庭に並ぶ〔五石〕〔二石〕〔三石〕〔二石〕〔三石〕を、禅宗の「五大・二大・三眼・二眼・三宝」に見立てる。これは、「七大・五眼・三宝」から派生した説である。

 

七大は「一切にあまねく満ちる七種の要素」、五眼は「認識の働きを眼になぞらえた五種の要素」、三宝は「仏と経典と僧を宝に例えた三種の要素」をいう。その数だけ見ると、一種の「七五三」になっている。

 

しかし、「五大・二大・三眼・二眼・三宝」説には不可解な点がある。

 

一。「七大・五眼・三宝」を、なぜ、わざわざ「五大・二大・三眼・二眼・三宝」に分解しなければならないのか?

 

この説は、「偽装された目標地点」へ誘い込もうとする、不可思議な説である可能性を否定できない。