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「謎深き庭─龍安寺石庭」を巡る「五十五の推理」を紹介していきます。
謎解き庭 龍安寺石庭
「七五三」の暗号を解く

07 「七転び八起き」説

……垣間見える達磨の姿
07 「七転び八起き」説

東側から〔五石〕〔二石〕〔三石〕〔二石〕〔三石〕と並ぶ石のうち、最初の〔五・二〕を足して〔七石〕、次の〔三・二・三〕を足して〔八石〕と数え、「七転び八起き」に見立てる。

 

七転び八起きとは、人生の浮き沈みが甚だしい、度重なる失敗にも屈しないで奮起するなどの意味になる。これで連想するのは赤い色の人形、達磨である。達磨は倒れてもすぐに起き上がるように、底を重くした構造になっている。そのため七転び八起きの言葉とともに、江戸中期から全国に広まった。

 

一。この説は、「七五三の謎」を出発し、最終的には「五二三二三の謎」に至る、正しい道筋を暗示しているのではないか?

 

二。「龍安寺智恵の板」の「子板」のうち、一枚目に〔七石〕、二枚目に〔八石〕が含まれているのは、この「七転び八起き」に対応するためではないか?