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「謎深き庭─龍安寺石庭」を巡る「五十五の推理」を紹介していきます。
謎解き庭 龍安寺石庭
「七五三」の暗号を解く

06「七五三」説

……すり替えられた「ターゲット」
06「七五三」説

十五の石は、東側から〔五石〕〔二石〕〔三石〕〔二石〕〔三石〕と、五つの群に分かれて並ぶ。このうち最初の〔五・二〕を足して〔七石〕、次の〔三・二〕を足して〔五石〕、最後をそのまま〔三石〕と、三つの群れに組分けし直して、「七五三の庭」に見立てる。「虎の子渡し」と並んで知名度は高い。

 

しかし、不可解な点があるため、「虎の子渡し」と並んで「日本の謎」とされてきた。

 

一。七五三を表現したいのなら、なぜ最初から〔七石〕〔五石〕〔三石〕と配置しないのか?

 

二。本来は「五二三二三の謎」だったのが、何か理由があって、「七五三の謎」にすり替えられたのではないか?

 

三。このすり替えは、禅宗三祖で達磨大師の孫弟子に相当する鑑智僧璨が『信心銘』で指摘した、「夢幻空花」に関わる問題ではないか?