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「謎深き庭─龍安寺石庭」を巡る「五十五の推理」を紹介していきます。
謎解き庭 龍安寺石庭
「虎の子渡し」の暗号を解く

05「南禅寺との競作」説

……「虎の子渡し」二庭の共通点
05「南禅寺との競作」説

龍安寺石庭にある「虎の子渡しの庭」と、南禅寺本坊方丈庭園にある「虎の子渡しの庭」を、お互いに競い合う作品と見る。

 

南禅寺「虎の子渡しの庭」の作者は、江戸初期の大名、茶人、建築家、造園家の小堀遠州。彼はまた、龍安寺「虎の子渡しの庭」の作者である可能性もある。

 

大雲山龍安寺は臨済宗妙心寺派に属している。これに対して、瑞龍山太平興国南禅禅寺は臨済宗南禅寺派の本山であるだけではなく、五山制度では「五山之上」に位置づけられ特別の格式を誇っていた。

 

一。二つの庭が競い合う理由は、両者に共通する名前にあるのだが、その名前は何か?

 

二。二つの庭は、一体、何を競い合っているのか?