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「謎深き庭─龍安寺石庭」を巡る「五十五の推理」を紹介していきます。
謎解き庭 龍安寺石庭
十五の石、四十の花、五十五の心

54「花の公案」説

……世阿弥『風姿花伝』の創造力
54「花の公案」説

石庭をめぐって多数の説が生まれた理由を、「十五の石」で石庭の骨格をつくり、「四十の花」で石庭に命を吹き込み、「五十五の心」で石庭を包み込んだため、と考える。

 

その背景には、陰陽五行説「生数と成数の世界観」と、世阿弥の能楽論書『風姿花伝』に記された「花の公案」がある。

 

世阿弥は『風姿花伝』において、能楽の極意を、「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」とした。この言葉を受けて、龍安寺石庭の主テーマを「秘すれば花の庭」としたため、多くの「謎」を内包した庭が生まれたとする。

 

一。「花の公案」とは何か?

 

二。「禅の公案」と「花の公案」は、どのような関係にあるのか?

 

三。「夢幻空花」とは何か?