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「謎深き庭─龍安寺石庭」を巡る「五十五の推理」を紹介していきます。
謎解き庭 龍安寺石庭
先達の奇想天外

48「十六羅漢遊行」説

……一人の羅漢が諸国を遊行
48「十六羅漢遊行」説

「十六人の羅漢のうち、一人が諸国を遊行(行脚)しているため、龍安寺には十五人の羅漢が残っている。石庭に配置された十五の石は、残った十五人の象徴」と考える。つまり、十六から一を引くと、十五になることに注目した。

 

十六羅漢とは、釈迦の弟子たちのうち、仏法の護持に尽力した十六人の羅漢(尊者、聖者)をいう。十六羅漢は平安時代には天台宗の護持者とされた。鎌倉時代になると宗派を超えて広まり、禅宗では修行者の理想の姿として仰がれるようになった。

 

一。石庭を抜け出して、諸国を遊行している羅漢とは誰か?