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「謎深き庭─龍安寺石庭」を巡る「五十五の推理」を紹介していきます。
謎解き庭 龍安寺石庭
満月を仰ぎ、西行を想う

42「西行に捧げたオマージュ空間」説

……「春死なん」の情景を再現
42「西行に捧げたオマージュ空間」説

石庭を「西行に捧げたオマージュ空間」に見立てる。オマージュ(賛辞)はフランス語。尊敬する作家や作品にモチーフ(主題)を得て、新たな作品を創造して捧げることをいう。

 

西行(一一一八〜九〇)は平安後期の歌人。その歌には、桜を詠んだ作品が多い。宗教史学者の山折哲雄氏は、「花にあこがれ、花に狂った歌人」と評した。

 

「願はくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月のころ」。

 

一。西行と龍安寺には、どんな関係があるのか?

 

二。西行と石庭には、どんな関係があるのか?