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「謎深き庭─龍安寺石庭」を巡る「五十五の推理」を紹介していきます。
謎解き庭 龍安寺石庭
満月を仰ぎ、西行を想う

40「満月を巡る」諸説

……十五夜月、十四夜月、十六夜月
40「満月を巡る」諸説

十五の石をそれぞれ十四夜月、十五夜月(満月)、十六夜月に見立てる。初めに満月の光を愛でる「十五夜月」説が誕生。続いて「十四夜月」説、最後に「十六夜月」説が生まれた。

 

「十五夜月」説が伝えたいのは満月を愛でる花鳥風月の心。また、「十四夜月」説が伝えたいのは、「満ちれば欠ける」運命を回避しようとする気持ちである。

 

一。「十六夜月」説は何を伝えたかったのか?

 

十六夜月が持つ「哉生魄」という聞き慣れない異名が手がかりになる。