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「謎深き庭─龍安寺石庭」を巡る「五十五の推理」を紹介していきます。
謎解き庭 龍安寺石庭
「あの手この手」の構図探し

23「驚きの白銀比」説

……西洋と東洋、二つの白銀比
23「驚きの白銀比」説

 石庭の短辺と長辺の比は、約「1対2・4」になる。

 

一方、黄金比(第一貴金属比)、白銀比(第二貴金属比)が成立する各長方形では、「短辺と長辺の比」は、黄金比で「1対1・618」、白銀比で「1対2・414」となる。

このうち白銀比の「1対2・414」という比率は、石庭の約「1対2・4」に極めて近い。つまり石庭の輪郭は、ほぼ「白銀比長方形」と見なすことができる。

 

ややこしいことに、「白銀比」には、貴金属比に由来する西洋白銀比と、日本古来の大和白銀比がある。両者は数学的に以下の関係にある。

 

西洋白銀比長方形=正方形+大和白銀比長方形。

 

一。石庭の作者は、西洋白銀比長方形と大和白銀比長方形のうち、どちらを基準にしたのか?